新たなランサムウェア「LockerGoga」が欧州から世界中に広がっています。
1月にフランスで発見された新種のランサムウェア「LockerGoga」が先週から欧州の
生産工場に拡がっています。被害を受けた企業は、メディアに話をすることを禁止さ
れているようで詳細現象は現在不明ですが、フィッシングによる侵入のようにも思わ
れます。
この情報は、CISA:ICS-CERT/US-CERTにもアップされておりません。
被害を受けた企業の人がメディアに漏らした情報によると「LockerGoga」に感染して
支払いに応じなかった場合、それまでコンピュータにあったデータは全て無くなって
おり、被害を受けた企業は新しいコンピュータを数百台緊急購入する状況に追い込ま
れているようです。
1月24日フランスのインテグレータ会社を攻撃
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/new-lockergoga-ransomware-allegedly-used-in-altran-attack/
3月19日ノルウェーの Hydroのアルミ製造工場を攻撃
https://www.bleepingcomputer.com/news/security/lockergoga-ransomware-sends-norsk-hydro-into-manual-mode/
https://www.bbc.com/news/technology-47624207
3月23日Hexion と Momentiveの化学工場を攻撃
https://motherboard.vice.com/en_us/article/8xyj7g/ransomware-forces-two-chemical-companies-to-order-hundreds-of-new-computers