ここでは、vSphere Clientより、Rapid7 Virtual applianceの管理コンソール、またはスキャンエンジンをデプロイし、インストールするまでの手順をご紹介したします。
インストールファイルは事前に下記からダウンロードしてください。
1 Rapid7 virtual appliance packageのデプロイ方法
下記、Rapid7 Virtual appliance のデプロイ方法となります。
- vSphere Clientを起動し、ESXiサーバにログインしてください。
ユーザ名、パスワードは、ESXiサーバのログインアカウントを入力してください。
- ログインに成功しましたら、[ファイル] ⇒ [OVFテンプレートのデプロイ]を選択してください。
《 vSphere Client 画面 》
- OVFテンプレートを指定します。
[参照]ボタンをクリックし、デプロイするRapid7 Virtual appliance packageを選択してください。選択後、[次へ] ボタンをクリックしてください。
【 ファイル名 】
Rapid7VA.ova
MD5: 【仮想アプライアンスファイル送付時に提示致します】
《 OVFテンプレートの指定 画面 》
- 指定したRapid7 Virtual appliance packageの詳細が表示されます。
[次へ]ボタンをクリックしてください。
《 テンプレート概要 画面 》
- InsightVMのインスタンス名を設定してください。
ESXiサーバ上で一意のインスタンス名になるよう設定をお願い致します。
デフォルトでは、[Rapid7VA]が設定されています。
インスタンス名を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。
《 インスタンス名設定 画面 》
- ディスクのフォーマットを選択します。
ディスクフォーマットを選択し、[次へ]ボタンをクリックしてください。
【 ディスクフォーマット 】
プロビジョニング |
仮想ディスク作成時の領域確保 |
拡張時の領域確保 |
領域の初期化 |
シックプロビジョニング (Lazy Zeroed) |
97.7GBのディスクスペースを確保 |
最初に必要容量分確保するため、増加はしない |
最初に書き込みがあったときにゼロで初期化 |
シックプロビジョニング (Eager Zeroed) |
97.7GBのディスクスペースを確保 |
最初に必要容量分確保するため、増加はしない |
領域を確保したときにゼロで初期化(※) |
Thin Provision |
初期に必要となる3.3GBのディスクスペースを確保 |
必要となる都度、 領域を確保する |
最初に書き込みがあったときにゼロで初期化 |
※ 仮想ディスクの領域に応じて、完了するまでの時間が変動します。
《 ディスクのフォーマット設定 画面 》
- ネットワークのマッピングを設定します。
仮想NICが紐づけられるネットワークの設定を行います。
ソースネットワーク(OVA上でNICに紐づけられているネットワーク)と、ターゲットネットワーク(貴社VMWare環境で設定されているネットワーク)を設定画面で指定します。
- デプロイ設定を確認します。
設定内容に問題がなければ、[終了]ボタンをクリックしてください。
- 「デプロイ後にパワーオン」のチェックを入れた場合、インストールプロセスが完了すると自動的にRapid7サーバが起動するため、VMの設定の変更を事前に行う場合はチェックを入れずに進んでください。
《 設定の確認 画面 》
- デプロイの処理が開始します。
デプロイが完了するまで、[キャンセル]ボタンを押さないでください。
《 デプロイ中 画面 》
デプロイが完了しますと、下記の完了画面に変わります。
[閉じる]をクリックして、終了してください。
《 デプロイ完了 画面 》
2 Rapid7 Virtual applianceのリソース拡張方法
デフォルトで設定されているCPU、メモリ、HDDのリソースを拡張する場合は、下記の手順に従って
それぞれのリソースを拡張してください。
- 先ほどデプロイしたInsightVMのインスタンスを選択し、[左クリック] ⇒
[設定の編集]を選択してください。
《 vSphere Client 画面 》
- [仮想ハードディスク]を選択してください。
InsightVMのCPU、メモリ、HDDのリソースを編集してください。
編集後、[OK]ボタンをクリックしてください。これでリソースの拡張は完了です。
《 仮想マシンのリソース変更 画面 》
【 各リソース 】
CPU |
メモリ |
6コア |
16GB |